ハワイのファミリーレストランでも、おせちメニューが
ハワイの“ファミレス”と聞いて、地元の人が真っ先に思い浮かべるのが「ジッピーズ・レストラン」。
フライドチキン、スパムミートののったお弁当”ジップ・パック“などが、地元の人に親しまれているカジュアルなハワイアンフードでおなじみのチェーン店ですが、大晦日、元日には昆布巻き、なます、鶏の煮しめなどを販売。
日本の伝統を踏まえつつ、地元の人向きに少しアレンジしたおせちは、ハワイ流のおふくろの味なのかもしれません。
鶏の煮しめとなます。なますは酢の物に近い風味。“コブマキ”は肉入りで食べ応えあり。Zippy’s Restaurant
ジッピーズ・レストラン※ハワイで24店舗を展開。
http://zippy.com
元日が過ぎると、1月2日からは街の雰囲気は通常に戻り、お正月気分もあっという間のこと。次は、中国の春節(旧正月)のお祝いが控えてます。
中華料理店では、この時期しか食べられない精進料理ジャイJayも楽しみで、一つひとつの具材には長寿、繁栄、健康などの意味があります。
国際色豊かなハワイのお正月らしい新年の風物詩です。
土屋由美子/Yumiko Tsuchiya
トラベルライターとして1000軒以上のホテル&リゾートを取材。2006年ハワイへ移住後は、本誌のハワイ特集のコーディネートと執筆に携わる。