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揚げたてビーフ・カツレツで贅沢に。和知徹シェフのビフカツサンド

レシピ

揚げたてビーフ・カツレツで贅沢に。和知徹シェフのビフカツサンド

2017.03.12

関西でカツレツといえば、ビーフを指すのがデフォルトらしいですね。略してビフカツ。東京ではやはりトンカツということになりますか。ずいぶん昔のことですが、かの村上春樹さんは東京でビフカツが食べられないことを嘆いておられました。

「東京には残念ながらこれがない。ビーフ・カツレツのない都市なんてみんな1942年のスターリングラードみたいなもんだ。」(『夢で会いましょう』講談社文庫)

なるほど。さすがに近ごろは、東京でもおいしいビーフ・カツレツを出すお店がだいぶ増えましたよね。というわけで本日のメニュー、ちょっと贅沢にビフカツサンドなどいかがでしょう。ミディアムレアに揚げた分厚いビフカツは、うっとりするほどサクサクしっとり。そのまま食べてももちろん文句なしに旨い！ところをサンドイッチに。トーストしたパンと一緒に抵抗なくガブッとかじれる柔らかさをご堪能ください。和知徹シェフの著書『銀座マルディグラ流ビストロ肉レシピ』より。

王様のビフカツサンド　撮影：合田昌弘

ビフカツには、柔らかく歯切れのよいヒレ肉が合います。ここで使用したのはアメリカ産。厚みは2.5㎝ほどあり、衣をつけるとかなりのボリューム。

【ビフカツの材料　作りやすい分量】
・牛ヒレ肉　500g（1枚250gを2枚）
・塩　5g（肉の重さの1％）
・黒胡椒　少々
・小麦粉　25g
・卵　1個
・牛乳　30cc
・生パン粉　適量
・揚げ油　適量

【サンドイッチの材料　ビフカツ1枚分】
・食パン（6枚切り）　4枚
・バター、マスタード　各適量
・とんかつ（またはウスター）ソース　適量
・ピクルス、ミニトマト（つけあわせ）　各適量

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