核がしっかりしていて無駄な言葉のないタッチが映画にはまった
これまで様々なテレビ番組の主題歌やオープニング・エンディングテーマを手がけてきた家入レオさん。ただ、意外にも映画タイアップはなかったそうで、1月30日(水)にリリースされるニューシングル『この世界で』が初めてその1曲に。映画『コードギアス 復活のルルーシュ』(2月9日公開)のオープニングを飾ります。タイアップ曲は、自身が表現したいことと作品のテーマ性や世界観とのバランスを計るのが難しいと以前、話していた家入さんですが、今作はどうだったのでしょう。
「今回は、今までとは流れが違っていて。『この世界で』を作ってくださった尾崎(雄貴)さんには、前作のアルバム(『TIME』)で楽曲を提供していただいていたんです。それ以来、リリースの有無に関係なく制作のやりとりをしていたのですが、そこに『この世界で』の断片があって、いつか形にしたいと思っていました。その後、『コードギアス〜』のオープニング主題歌のお話をいただいて。これはあの断片の曲が世界観に合うんじゃないかと思って、作品の色にも合わせてもらいながらブラッシュアップして、この曲が生まれました。核がしっかりあって言葉に無駄がない尾崎さんのタッチが、自然な流れで映画にも私にもはまったなと思います」