料理・文/大原千鶴
手がかじかんで、水仕事が億劫になってくると、自然とあんかけ料理が食卓を賑わせるようになります。子供の時分は風邪をひくと母が葛湯を作ってくれたのもいい思い出です。
(前回のレシピ「ぐじと聖護院かぶらのみぞれ鍋」はこちら)みたらし団子
【材料 作りやすい分量/約20個分】
・上新粉…80グラム
・絹ごし豆腐…60~70グラム
・たれ【薄口醬油…大さじ2 砂糖…大さじ4 水…100ml 葛粉…10グラム】
【作り方】
(1)上新粉に豆腐を少しずつ加え、しっとりと全体がまとまって手につかなくなるまで練る。
(2)(1)を5等分にして丸め、中央をへこませる。熱湯に入れてゆで、浮き上がってきた後、約2分ゆでる。
(3)(2)をボウルにとり、手水をつけながらよく練る。まとまってきたら棒状にのばし、直径2センチほどの大きさになるようちぎって丸める。焼き網でこんがりと焼き色をつけ、串に刺す。
(4)たれの材料を小鍋に入れてよく混ぜてから火にかけ、へらで絶えず練り混ぜてとろりとしたあんにして(3)の団子にかける。