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親の“お迎え”が近づいたとき、家族と医師で支える最終段階の過ごし方

2019.02.15

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難しい決断を迫られたとき。代弁者としての役割を忘れずに


イラストレーション/平松昭子

親の人生観を理解していたつもりでも、その場になると「もう一度元気になってほしい、少しでも長く生きてほしい」との思いが湧き上がってくるものです。

それは家族として当然の心情であると同時に、家族の希望を中心に物事が進みがちになる落とし穴でもあります。そのとき、家族は何に気をつけて対応すればよいのでしょうか


「1つは、自分の希望と医師の医療的な見通しを別のものとしてとらえること。もう1つは、自分が担う“家族”“本人の代弁者”という2つの立場を忘れないこと。延命治療について聞かれたとき、家族には医師にその2つの声を伝える役割があります。

そして、むしろ代弁者としての声のほうが重要であることを忘れずにいれば、本人の思いと大きなずれが生じることはないはずです」
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