新「髪ボリュームアップ」習慣 第2回(全7回) 若々しさの決め手は、髪のボリュームです。しかし年齢とともに毛量は減り、髪質も変化するからこそ、頭皮の血流を促し、運動や食事、ヘアスタイルも見直す“全方位ケア”が必要に。これを新習慣にすれば「髪ボリューム」は維持できます。
前回の記事はこちら>> 「新「髪ボリュームアップ」習慣」第2回は、ウィメンズヘルスクリニック東京 浜中聡子先生に、頭皮の保湿について教えていただきました。
【新習慣1】保湿 毎日の潤い補給を徹底する
成熟世代は、しっかり潤う育毛剤が必須
「薄毛の女性の頭皮は血流が低下し、薄く、硬くなっています。栄養や水分が十分に行き渡らないため、乾燥や抜け毛が進みやすい状態に」と浜中聡子先生。
また、加齢や紫外線、外気や室内の乾燥、ヘアカラーといった外的ダメージを受けると、頭皮の潤いバランスがくずれてバリア機能が低下してしまいます。
さらに浜中先生は「頭皮がひりついたり、つっぱり感のある人は要注意。頭皮は一度症状が出ると治りにくいので、肌も頭皮も乾燥しやすい成熟世代は、しっかり潤い補給ができる育毛剤で頭皮環境を整えましょう」と語ります。
50代になると白髪が気になり、ヘアカラーを繰り返してしまうもの。
「カラーリング後は、特に頭皮が乾燥しやすい状態に。いつも以上に保湿ケアを徹底してください。頭皮に負担をかけないよう、なるべく刺激のないアイテムを選びましょう」
紫外線、空調、ヘアカラーやパーマなど外的な要因で頭皮を傷つけている
外的ダメージによって傷ついた頭皮は、バリア機能が低下して水分が流出。すると乾燥に加え、フケやかゆみ、抜け毛も増えてしまう。
資料提供/ウィメンズヘルスクリニック東京