おでかけローヒール靴 第4回(最終回) 少し歩いただけなのに疲れる、平坦な道でもつまずきやすくなった……など、これまでとは違う悩みはありませんか?足の形状は40代くらいから変化します。それに伴い、靴選びのポイントも変わってきます。 今回は、加齢に起因する足のお悩みを解決してくれる、才色兼備のローヒール靴を厳選しました。
前回の記事はこちら>> もって生まれた足の形に加え、加齢による変化も加わり、足の悩みは実にひとそれぞれ。ですが、こだわって探せば対応する1足は必ず見つかるはずです。悩みを解消する優秀靴をご案内します。
足のお悩み別に選ぶ、定番ブランドのローヒール
(上から)マノロ ブラニク、ジミー チュウ、ジョルジオ アルマーニQ.「歩いているとよくかかとが脱げてしまいます」A.かかとの木型が細身のマノロがおすすめ
マノロ ブラニクかかと上部をキュッと絞った繊細なフォルムの木型を用いているので、きちんとホールドされ、かかと浮きをしっかり防ぎます。
贅沢な1枚レースで作られていることもあり、気持ちよくぴったりフィットしてくれます。
土踏まずの部分にさりげなくクッションを内蔵したインソールも心地よく歩ける理由の1つです。靴(ヒール高1センチ)10万5000円/マノロブラニク(ブルーベル・ジャパン)
Q.「足の甲が靴にあたって痛くなることが多いんです」A.甲高な足には履き口浅めが快適
ジミー チュウ甲高気味の足の場合は、履き口にあたって痛みを伴うケースが多いのですが、履き口のカッティングが浅めのこの1足は足の甲にくい込むことなく優しく履けます。
お洒落にかつ心地よく歩くことができます。スタッズ付きで華やかなデザインなのも魅力のひとつです。靴(ヒール高2センチ)8万4000円/ジミー チュウ
Q.「年々、足指が曲がって、足が疲れやすくなりました」A.東洋人の足に特化したアジアンフィットを
ジョルジオ アルマーニ幅広だけど実は薄型、そんなアジア人の足に合うように、ジョルジオ アルマーニにはアジア人の足にフィットしやすい木型で作られたモデルがあります。
靴にゆるみがあると、「脱げないように」と無意識に筋肉が緊張して足は疲弊するのでフィット感を高めることが大切です。靴(ヒール高1.5センチ)7万8000円/ジョルジオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン)