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きものダイアリー

伝統的な帯から、フィギュアスケートのメダルリボンまで!進化し続ける博多織

2019.05.10

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やっぱり外せない福岡グルメ! 夜は「博多 華味鳥」で水炊きを堪能


福岡と言ったらおいしいものの宝庫。やっぱり福岡グルメもお伝えしなきゃね!などと言い訳しつつ向かったのは、Hさん(福岡市経済観光文化局地域産業支援課)の同僚で、陰ながら私たちの取材をサポートしてくれたDさんおすすめのお店「博多華味鳥 中洲本店」さん。福岡だけでなく、全国にも支店を持つ水炊きの有名店です。

重厚感ある佇まいの中洲本店。店内はゆったりとした空間で、くつろいで食事を楽しむことができました。

では、さっそくこだわりの水炊きをいただきましょう!


まずは鶏の旨味が溶け出した濃厚な鶏ガラスープから。何度でも飲みたくなる、体中にしみわたるような滋味あふれるおいしさです。お料理は基本的にサーブをしてくれるので、水炊き初心者も安心。

続いては、骨付きのもも肉を。プリップリの弾力で、噛めば噛むほど旨味を感じます。

鮮やかな手さばきでつくねを入れた後、もも肉・レバー・ハツも投入。お肉に目が行ってしまうかもしれませんが、ここにも献上柄が隠れていますよ!

お野菜などの具材を入れて煮込めば完成!お箸が止まらなくなるおいしさです。締めのチャンポン麺(雑炊も選べます)までいただいて、大満足の夜でした。

織元で博多織の伝統と現在、未来を感じた2日目。最終日は博多織を身に着ける機会に恵まれる!?


この日お話を伺ったお二人が揃って口にしていたのが、「博多織をより身近に」というキーワード。伝統を守ることはもちろん大切にしつつ、その上で少しでも多くの方に知ってもえるようにと様々な工夫を凝らしていらっしゃる姿がとても印象的でした。

そんな、博多織の未来を明るいものにしたいという熱意を、少しでもこの場を通してお伝えできたらと願いながら、夜の博多を歩きながら宿に戻ったのでした。

そして水炊きをたっぷり堪能し、次の日への英気を養った私たち。
3日目の取材も、気合十分で参ります!(次回へ続く>>




〔SHOP DATA〕

本場筑前博多織 黒木織物
福岡県福岡市西区今津4798-141
TEL:092-806-1327
営業時間:9時~17時(土曜 9時~15時)
定休日:第2・4土曜、日曜・祝日
http://www.hakata-origin.com/

サヌイ織物/博多織工芸館
福岡県福岡市西区小戸3-51-22
TEL:092-883-7077
営業時間:10時~17時
定休日:年末年始、お盆期間
http://sanui-orimono.co.jp/

博多 華味鳥 中洲本店
福岡県福岡市博多区中洲5-4-24 トリゼンビル1~5階
TEL:092-263-0322
営業時間:17時~24時(日曜・祝日 17時~22時)
定休日:年末年始
https://www.hanamidori.net/
撮影/Michika Mochizuki(Lorimer) 構成・文/笹本絵里 中島敦子 ※この連載で取り上げて欲しい、皆さんの「いまさら聞けない」きものの基本&疑問をぜひ お聞かせください! 件名「イチから始めるきもの道」と明記し、メールにてお寄せください。 E-mail:k-salon@sekaibunka.co.jp
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