私も以前、若い頃はあまり手に取らなかった大ぶりのネックレスをしてみたら、「それどこのネックレス?」とか「すごく新鮮で素敵!」と人に会うたびにお褒めの言葉をいただき、「ああ、今の自分には、こういうアイテムが映えるんだな」と、実感したことがあります。
普段ならちょっとどうかな?と躊躇していたものに思いきって挑戦してみると、「あら?そんな色も着るのね」とか「今日はなんだか顔色が良く見える」などど、誰かしらが気付いてくれるもの。
自分では似合うか半信半疑だった色やアイテムでも、他人が褒めてくれることで、自信が持て、次の一歩を踏み出す勇気になるのです。 だから、“人の気づき”を敏感に感じ取り、「どうせお世辞でしょ」などと思わずに素直に耳を傾け、周囲の反応を楽しむことが大事だと思います。
「人からこういうふうに見られているんだ」ということを意識し、それをヒントに少しずつ変えていくと、お洒落の幅が徐々に広がっていくはずです。
印象を変えるためには
「上半身を変える」だけでいい
「人から褒められる」ためには、見た目の印象がわかりやすく変わっていることが大事なんですね。全身を総とっかえする必要はありません。
パッと見て印象に残る部分、具体的には上半身の色とアクセサリーを替えるのが、一番有効な方法なのです。
次回は、マンネリを打破するための具体的な方法を考えていきましょう。
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おおさわ千春/Chiharu Osawa
スタイリスト
雑誌のほか、映画の衣装デザインや女優のスタイリングなどを幅広く手掛ける。着る人に合わせた的確なスタイリングやアドバイスは、多くの女優からも信頼を得ている。
イラスト/大橋美由紀 編集協力/湯澤実和子