6月から上演されるミュージカル『エリザベート』で演じるトート役は、目標にしてきた役。今、古川さんにとっての仕事とは……?【職】
「自分にはこれしかないと思っていて。毎日がすごく新鮮なんですよ。いろんな役ができて、いろんな現場に行って、いろんな刺激を受けて、いろんな不安があって。すごく大変な職業だなと思うんですけど、こんなにも幸せが感じられる職業はないなと思いますし、続けていきたいと思っています。
今、仕事をしていて一番喜びを感じるのは、ステップアップが実感できたときですね。僕らの仕事って、同業者がいっぱいいる中で役をもらうためには、実力だったり、運だったり、いろいろな要素があると思うんです。その中で、ステップアップを自分で実感できて、なおかつそれが自分に実力がついたから役をいただけたんだなって思えたときは幸せだなと思います。
(ミュージカル『エリザベート』で)あの役(トート役)をいただけたのも幸せです。今までは考えてもなかったし、ありえないことだと思っていて。でも、いろいろな方との出会いがあり、『エリザベート』までも段階を踏んでいろんな役を演じてたどり着いたので、そういう過程の中で幸せを感じています」
今月の見切れ
最初はたまたま。でも今は、あえて。それが個性になりつつある古川さんの自撮り見切れ写真。「写したいものをメインで撮る。だから、写したいものはこっちですよ、自分じゃないですよ」ということだそうで。さて今月、写したかったものは……?
「2月14日のバレンタインデーは、『ロミオ&ジュリエット』の稽古期間中だったので、チョコレートをもらいました。愛の作品にふさわしい、『ロミオ&ジュリエット』とコラボしたチョコレートです。その日は、僕の最終通し稽古の日で。愛と糖質をいただいて、最後の通し稽古を全力で頑張りました。23日からは、いよいよ本番が始まります。皆さん、お楽しみに!」