【作り方】
1:マリネソースを作る。エシャロットは皮をむき、0.1mm角くらいに切るつもりで、ひたすらみじん切りする(すりおろすとえぐみがでるので、みじん切りが理想)。
2:1のエシャロットと、他の材料を混ぜ合わせる。写真はでき上がり。
3:芽ひじきはたっぷりの水(分量外)で柔らかくなるまで戻し、流水で洗って水気を切っておく。
4:3をひじきを煮る出し汁と一緒に鍋に入れ、中火にかけ、沸いたら落し蓋をして、弱火で15分ほど出し汁が半分くらいになるまで煮る。火を止めたらそのまま涼しいところに置きひじきに味を含ませる。
5:菜の花は3cmくらいに切り、塩茹でし、氷水で急冷したら水気を切っておく。アーリーレッドは薄くスライスし、7~8分弱い流水にさらして辛味を抜き、水気を切っておく。ミニトマトは4等分のくし切りにする。
6:4のひじきが冷めたら、すべての材料とマリネソース大さじ2をボウルなどで合わせる。まずひじきの量の半分くらいを合わせ、残り半分は味を見て量を調整する。
著者は東京・小石川のイタリアンレストラン「シンプル リトル クチーナ」オーナーシェフ。料理は野菜が中心で、肉、卵、チーズ以外の乳製品を使いません。しかし肉好きが敬遠する「健康そうだけど物足りない料理」ではなく、肉好きをも満足させる充実した美味しさが特徴です。秘密は昆布だしをはじめとするだしの使い方にあります。かといって和風イタリアンではなく、「佐藤夢之介のイタリアン」としかいえない料理なのです。四季のレシピをお楽しみください。
佐藤夢之助(著)
定価:本体1,500円+税