本日、洗練された味と香りのポークソテーを教えてくれるのは、フレンチの巨匠・谷 昇シェフです。材料の「エルブ・ド・プロヴァンス」というのは、まさに南フランス・プロヴァンス地方のハーブという意味で、タイム、セージ、フェンネル、ローレル、ローズマリーなどのハーブを乾燥させてブレンドしたもの。いまはオンライン・ショップでも入手できます。このハーブミックスと塩・こしょう、白ワイン、オリーブ油を豚肉にまぶしてよくもみ、一晩漬け込みます。その調味液はソースにも利用してコクを加えましょう。
肉はゆっくりと火を入れるほうが、口当たり良く、ジューシーに仕上がります。切り口もほんのりピンクでエレガントな豚肉料理です。ソースはお好みで、生クリーム、バター、こしょう、マスタードなどを加えても美味しいですよ。『ル・マンジュ・トゥー 谷 昇シェフの ビストロ流 ベーシック・レシピ』より。
【材料 2人分】
・豚ロース厚切り肉 2枚(400g)
・A [白ワイン 50cc/エルブ・ド・プロヴァンス、塩 各1g/黒こしょう 少量(0.5g)/エキストラージンオリーブ油 5g]
・サラダ油 小さじ1