3~4月が旬のにらは、ビタミンAに変換されて作用するβカロテン、疲労回復や滋養強壮に効果があるアリシンなどの栄養がたっぷりなので、ぜひたくさん食べたい食材です。代表料理と言えばやっぱりにら玉。本日は料理研究家・重信初江さんの『ぜんぶ卵レシピ』より、卵をしっかりと焼いた、ちょっと居酒屋風のにら玉をご紹介しましょう。強めの中火でにらをサッと炒め、にらの色が変わってきたら溶き卵をすぐに入れます。本レシピでは半熟状になったら約10秒おいて卵の底に焼き目をつけますが、卵の焼き加減は、その日の気分や好みでアレンジしてもOKですよ。
【材料 1~2人分】
・卵 3個
・塩、こしょう 各少々
・ごま油 大さじ1/2
・にら(3cm長さに切る) 30g(1/3束分)
・しょうゆ 小さじ1
【作り方】
1:ボウルに卵を割り入れ、塩、こしょうを加えて、溶きほぐす。
2:フライパンにごま油を熱し、にらを入れ強めの中火でサッと炒め、1を流し入れる。大きくかき混ぜながら火を通し、半熟状になったら、約10秒おいて卵の底に焼き目をつける。
3:器に盛り、しょうゆをたらす。
どのご家庭の冷蔵庫にも入っている身近な食材「卵」を使った、アイデアあふれる61品をご紹介。得意ジャンルの幅広い料理研究家・重信初江さんが、和・洋・中・エスニックと、バリエーション豊かに教えてくれるので、毎日作っても飽きません! T・K・G(卵かけご飯)バリエーションや煮卵などの作りおき、目玉焼きや温泉卵などの基本料理など内容満載。かばんにもすっぽり入る新書サイズも特徴です。
重信初江(著)
定価:本体1,100円+税
撮影/伏見早織