治療支援アプリって？乳がん患者の副作用に特化した「フリックカルテ」開発者に聞く

治療支援・研究用アプリの例（順不同）

フリックカルテ
対象：乳がん
提供：埼玉医科大学国際医療センター乳腺腫瘍科
特徴：主に臨床試験に参加している患者にスマートフォンを貸し出し、臨床研究中。


ドライアイリズム
対象：ドライアイ
提供：順天堂大学医学部眼科
特徴：ドライアイの研究用アプリで、米国でも提供。
ドライアイとライフスタイルの関連をログすることが可能であり、ドライアイレベルの計測が可能。最近、眼科有力誌に論文が掲載された。

アレルサーチ
対象：花粉症
提供：順天堂大学医学部眼科
特徴：花粉の飛散量の情報や利用者の花粉症発症状況による「みんなの花粉症マップ」を提供。目の赤みのチェックによる花粉症度の判定などが行える。

GlucoNote
対象：糖尿病患者とその予備軍
提供：東京大学大学院医学系研究科健康空間情報学講座
特徴：研究用アプリ。生活習慣の自己管理のために血糖値や体重、血圧などの入力にフィードバックを行う。食事画像からエネルギー量を推定し摂りすぎを判定する。「日本調剤」の電子お薬手帳とも連携している。

不眠症治療用アプリ
対象：不眠症
提供：サスメド
特徴：不眠症の非薬物療法をアプリで提供。
睡眠薬の適正使用と未治療患者への治療普及を目指し、治験中。

Seem（シーム）
対象：妊活のための精子のチェック
提供：リクルートライフスタイル
特徴：精液の採取用カップやスマートフォン専用顕微鏡レンズが入ったキットを購入後、精液を撮影し、精子の濃度や運動率をみる。