毎月23日は「天ぷらの日」。本日ご紹介するのは、玉ねぎの天ぷらです。薄切りにしてかき揚げに使うことの多い玉ねぎですが、銀座の名店「てんぷら近藤」ご主人が教えてくれるのは、幅約3cmのくし形切りにし、楊枝で固定して揚げるスタイル。見栄えがよく、ジューシーでシャキッとした玉ねぎの持ち味が存分に味わえます。緑色がかった少し硬い部分もおいしく食べられますが、中心の小片ははずれやすいので、かき揚げなどに利用するといいでしょう。玉ねぎは特に表面がすべりやすいので、最初にころもをつけて薄力粉をまぶしやすくします。ころもは2度づけし、ほどよい厚さに。外側はしっかり火を通し、中心にほんのり生っぽさを残す揚げ加減にして、甘みとかすかな辛みを同居させます。春の新玉ねぎで作れば爽やかでさっぱり、冬のひねの玉ねぎなら甘みが濃くなりますよ。『「てんぷら近藤」主人の やさしく教える天ぷらの基本』より。
【材料】
・玉ねぎ 適量
・薄力粉 適量
・
ころも 適量
・揚げ油 適量
・
天つゆ 適量
・楊枝