本日紹介するのは、骨付き鶏もも肉とカリフラワーのブレゼ。ブレゼとはフレンチの調理法で、鍋に蓋をしてゆっくりじっくりと蒸し焼きにしながら、素材が持つ水分を引き出し、潤いを与えつつ加熱することをいいます。こうすることで食材の旨味もぐっと凝縮。フランスでは密閉性の高いブレゼ専用鍋で作りますが、家庭でならストウブやル・クルーゼなどの鋳物鍋がいいでしょう。
野菜+肉でメインの料理になるこの一皿は、香ばしく焼いた鶏肉のパリッとした食感と、甘いカリフラワーが絶妙の組み合わせ。それぞれのおいしさが味わえるタイミングで仕上げていますが、加熱時間をもっと長くして、くたくたにしてもまた違った味わいになりますよ。和知 徹シェフの『銀座マルディ グラのストウブ・レシピ』より。
【材料 作りやすい分量】
・骨付き鶏もも肉 4本(750g)
・カリフラワー 大1/2株(300g)
・にんにく 1片
・フェンネルシード 大さじ1
・バター(食塩不使用) 30g
・エキストラヴァージンオリーブオイル 大さじ1
・塩、黒胡椒 各適量
・イタリアンパセリ 適量
※このレシピではストウブの「ピコ・ココット ラウンド24cm」を使っています。