オーラを放つ時代の主役たち 第4回(全5回)いつまでも見つめていたい表情、ずっと聞いていたくなるその声。時代に愛される人の格別な魅力を篠山紀信さんの撮影する「写真」に切り取って。トップブランドの新作を颯爽と着こなし、いちだんと輝く6人のオーラを、素顔が垣間見えるインタビューとともにお届けします。
前回の記事はこちら>> 2020年開催の東京五輪(オリンピック)での活躍が期待される、陸上競技のケンブリッジ飛鳥さんと競泳の萩野公介さん。実は2人でお話をされるのは初めてでしたが、ともにお洒落が好き、視力も揃って2.0であることが判明。
競技は違えども、「少しでも速く走りたい!」「もっと速く泳ぎたい!」という熱い情熱も合わせ鏡のよう。多くの共通点を発見した楽しい初対談となりました。
GIORGIO ARMANI
篠山さんの合図で、お二人一緒にポーズ。あたかもプールに飛び込むかのようなジャンプ姿勢の萩野さんと、今にも走りだしそうなケンブリッジさん。初対面ながら、息の合ったコンビネーションを見せてくださいました。
萩野さん:コート45万円 ベスト17万3000円 Tシャツ3万6000円 パンツ14万3000円 靴11万円ベルト(参考商品)
ケンブリッジさん:ジャケット50万円 シャツ8万8000円 ネクタイ2万5000円 パンツ10万8000円 靴7万2000円/すべてジョルジオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン)――まず、互いに抱いていたイメージと、実際にお会いになっての感想をお聞かせください。
ケンブリッジ飛鳥さん(以下C):萩野選手は長いこと世界で活躍し続けてきましたし、堂々としていて強気な印象を持っていました。初対面でしたが話しやすく、撮影も和やかな雰囲気でやりやすかったです。
萩野公介さん(以下H):ここで「話しにくかった!」とは言えないですよね(笑)。大学の後輩に桐生(祥秀)くんがいるんですけれど、彼がケンブリッジさんと一緒にリレーを組んでいたこともあり、陸上の試合の映像を目にする機会は多かったんです。
ケンブリッジさんのことは、すごく勝負強い選手だと感じていました。あと、桐生くんをはじめ、陸上の皆さんは明るそうだなと(笑)。今日こうしてお会いしても想像どおりでした。