インテリアレッスン1　初秋のおもてなしは窓辺のサイドテーブルで

テーブルコーディネーターやインテリアスタイリストとして『家庭画報』のページを彩ってきた横瀬多美保さん。あらゆるものに美を見いだし、独自の感性でリュクスな空間を創造し続けてきました。そして今、しっくりくるのは上質でありながらもくつろぎ感のあるスタイル、といいます。〝生活の中に、美が息づく〟そんな日々の暮らしに豊かさを添える素敵なアイディアを巡ります。

LESSON 1

ティーを楽しむ初秋のおもてなしは、窓辺のサイドテーブルで 

東京都心の、大使館や教会が点在する閑静な住宅街に暮らしている多美保さん。自宅マンションは、ちょっと散歩に出れば、洗練されたショップや話題のレストランが立ち並ぶ環境でありながらも、窓の外を木々の緑が覆う静けさの中にあります。 

Tips 1
テーマを決めて高さのあるデコレーションを飾る

普段から自宅にお客さまを招いて、少人数のティーパーティやワインパーティを楽しんでいる多美保さんは、おもてなしコーディネートの名手。訪れる度に趣が異なる素敵なしつらいでゲストを迎え入れてくれます。皆で集まる楽しい時間を盛り上げる、空間づくりのコツを尋ねると「リビングダイニングのどこか1か所に、その日のテーマとなるしつらいをするとおもてなし感がアップします。自然と視線が注がれる入り口から少し遠くの位置に、高さがあるものを置くのがポイント。ダイニングテーブルとは別に、もう一つサイドテーブルがあると、そういった演出が簡単にできますし、大人数の時にはビュッフェテーブルにもなって便利ですよ」と教えてくださいました。