旬の香り漂うおいしいパスタを少しずつ
宮澤奈々さんはまぐりの貝殻に盛りつけた冷製カッペリーニは、ひと口でいただく前菜。濃厚なカルボナーラソースのフェットチーネはオレンジの風味を纏わせ、爽やかに仕上げてプリモピアットに。
そしてセコンドピアットは、グリル野菜やチキンにショートパスタのファルファッレを添えたものを。
「春のパスタパーティは、春らしい盛りつけと食材の風味を堪能する趣向でメニューを考えました」と宮澤奈々さん。「パスタの形状はもちろんのこと、合わせる食材やソース、そして盛りつけ。パスタ料理のバリエーションは無限に広がりますね」。
とりわけ料理教室で好評なのがカルボナーラ。「ソースとパスタをあえる際、パスタのゆで汁でソースの濃度を調節しながら仕上げると、ボソボソに固まることもありません。“失敗しないカルボナーラレシピ”です」と宮澤さん。
柑橘の香りを纏わせるほか、春はホワイトアスパラガス、冬はかぶなど、旬の食材との組み合わせで一年中楽しめます。
クリーム色のガーベラはその名も「カルボナーラ」。蝶々をイメージしたナプキン。リングも蝶々に。