キャンドルと花あしらいを一体化。グリーン越しに見えるキャンドルの明かりの陰影が、テーブルに趣を加える。
Tips 2
幅広のファブリックでテーブルクロスを誂える
インテリアアイテムの中でも特に布ものが好きな多美保さんは、気に入った生地でテーブルクロスを誂えることも。「外国製は150㎝以上の幅のものが多く、生地を扱うほとんどのショップで1mから購入できるので、自宅のテーブルに合う長さの生地の四辺を縫うだけでテーブルクロスができます。ただし、アイロンはかけられるか? 水洗いは可能か?といったお手入れ方法を確認して、生地を選んでください」。このライトグレーのテーブルクロスも、海外の一流ファブリックメーカーの生地でオーダーしたもの。絣のような柄ゆきにそこはかとない和のニュアンスが感じられる、多美保さんのお気に入りの一枚です。 Tips 3
花あしらいとキャンドルを一体化させる
ダイニングテーブルの上は、キャンドルホルダーの紫と卓上花のグリーンで、「初秋のおもてなし」テーマカラーをリフレインさせました。ティーキャンドルの明かりも、紫色のガラス越しだとシックで大人な雰囲気に。口径の広いガラスの花瓶などでも応用できるアイディアです。「キャンドルの灯を覆うデザインのホルダーは卓上で安心して使えますし、植物をキャンドルの近くに置くことができます」と多美保さんは、キャンドルホルダーの周りを小さなグリーンで囲みます。アイテムを個別のものとしてバラバラに置くのではなく、組み合わせて一体化させることで、オリジナリティあふれる新たな景色が表れました。 弧を描く形の器にフローラルフォームを入れる。適当な器がない場合は、市販のクレッセント型トレー付きフローラルフォームを使ってもよい。
花器やフローラルフォームが隠れるよう、足元にしっかり葉を挿して、キャンドルホルダーの周囲に置く。