革新的なアイテムを通じて世界中の女性に美しさを届ける、スイス発祥の高級スキンケアブランド「ラ・プレリー」。
実は、アートとの関わりが深いことをご存じでしたか。美容とアート、一見結びつきがたそうなテーマですが、互いに共鳴し合う部分がたくさんあるのです。
3月に行われた「アート・バーゼル香港2019」では、ラ・プレリーのホワイトキャビアコレクションをテーマに制作されたアートが登場した。ラ・プレリーが大切にしているキーワードが「アート」、「ビューティ」、「サイエンス」。
アートと関わりを深め、科学技術(サイエンス)と美容(ビューティ)との相乗効果で、感性に訴える最高の製品を届けることが、ラ・プレリーの信念です。
今回は、アート・バーゼル香港2019のレポートと共に、3つのキーワード「アート」、「ビューティ」、「サイエンス」とラ・プレリーの関係に注目してみましょう。
【アート】
世界最大の国際アートフェア「アートバーゼル」に出展
ラ・プレリーのシンボルであるキャビア状美容液「スキンキャビア」は、2017年で30周年を迎えました。
この記念すべき年から、ラ・プレリーと同様にスイス発祥の現代アートの祭典アート・バーゼルとのパートナーシップがスタート。
アート・バーゼルへの参加には、厳しい審査を通過しなくてはならず、細部にまでこだわったクラフツマンシップも欠かせません。クオリティの高さ、新しいものへ挑むこだわりは、ラ・プレリーの製品づくりにも通じます。
【ビューティ】
永遠の美しさを目指す。洗練されたテクスチャーとパッケージ
まるでキャビアのように美しいフォルムの美容液や、スパチュラを使わずにプッシュ式で取り出せるクリームなど、機能的でコンテンポラリーなデザインには、芸術性へのこだわりが感じられる。美しさ、大胆さ、革新性、美学における価値、タイムレス。これらは、「永遠の美しさ」という思想をもとに製品づくりをするラ・プレリーとアートに共通しているキーワードです。
洗練されたテクスチャーや美しいパッケージはもちろん、徹底的な研究、五感を研ぎ澄ませる贅沢な処方、質の高いサービスなど、ラ・プレリーが行っていることの全てにアートの考え方が宿っているのです。
【サイエンス】
「光の方程式」を解明し、肌の明るさを奪う要因を発見
肌は何層構造にもなっており、年齢とともに各層に光を吸収する色が増えていく。そのせいで肌から反射される光が減り、老けて見えてしまう原因に。また、加齢によって肌の内側のハリが失われることで、光を反射する力が低下し、くすんで見えてしまう。「永遠の美しさ」を求め、肌の明るさを解読するために長年研究を重ねてきたラ・プレリーの科学者たちがたどり着いたのが、「色」と「反射」でした。
「4つの色」と「表面の凹凸」が肌の明るさを奪う肌の光を吸収する色として挙げられるのが、グレー、ブラウン、レッド、イエローの4つ。「グレー」は肌表面についた汚染によるホコリや粒子物質、「ブラウン」はメラニン生成が増加することで現れるシミ。「イエロー」は真皮内で起こるタンパク質の糖化、「レッド」は肌奥深くにある毛細血管の炎症。
肌本来の明るさを損なう4色にアプローチし、光の反射を高めることが、明るくなめらかな肌へと導く鍵になります。
光と明るさを真にたたえるホワイトキャビア コレクション左・イルミティング パールフュージョン エッセンス(美容液)30ml 6万2600円 右・イルミネーティング クレーム エクストラ オーディネア(モイスチャライザー) 60ml 8万200円 ※5月1日からの新価格肌を引き締めハリを与えるファーミング効果と、みずみずしい透明感と輝きにあふれる肌へと導くシリーズ。最先端テクノロジーを用いた美容液とモイスチャライザーをセットで使うことで、高い効果を発揮します。
「光の方程式」をテーマに「アート」、「ビューティ」、「サイエンス」が融合。アートバーゼル2019香港
3月に行われた「アート・バーゼル香港2019」では、ラ・プレリーのパビリオンがコレクターズ・ラウンジに登場。
ホワイトキャビアコレクションの「The Equation of Light, Decoded.(光の方程式、ついに解読)」をテーマに制作されたアートが発表されました。
左から、「Transparency」、「4 Dots」、「Light Drawing」。発光、色、錯覚を組み合わせたアートを発表する韓国の芸術家、チョル・ヒョン・アン氏とコラボレーションした3作品「Transparency」「4 Dots」「Light Drawing」を展示し、ラ・プレリーの科学知識の高さとアートへの造形の深さを広く知らしめました。
ホワイトキャビア製品の清らかでなめらかな美しさに感銘を受け、制作された作品「Transparency」。肌の角質層を連想させるように重ねられた鏡の層が内側の光を反射し、光の錯覚を生み出している。
芸術は美を再定義させるもの作者のチョル・ヒョン・アン氏は、芸術と美の関係性について「芸術を鑑賞することで、自分自身の美の体験を作品に投影し、美とは何か、可能性とは何かを再定義することができると思います。コラボレーション作品を見る人が、好奇心をもったり発見をすることで、全く予期せぬ場所で美や意義を見つける可能性を手にしてほしい思います」と話します。
チョル・ヒョン・アン氏1971年韓国釜山生まれ。オプティカル&ライトアートの世界で、その名を知られる芸術家。光、色、錯覚を利用した彼の作品は、米国メリーランド州ボルチモアにある「C.グリマンディス・ギャラリー」などで見られる。