本作の登場人物を「鈍感な人間たちが近くに似たようなものを見ながら、自分には投影できず。鏡を見ないで生きている感じ」と表現。テルコの気持ちもマモルとの時間も、どんどんわからなくなる
マモルに恋したテルコは、究極の片思い中。そんなテルコが抱いたのは、「好きな人と同化したい」という独特な感覚。独特すぎて、「どういう感じなんですかね。その人のようになりたいとかは思うけど、その人になりたいというのは、自分を否定するに近いことなのかなとも思うし。好きを超えた別の感覚なんですよね、たぶん。……よくわかんないなぁ」と成田さん。
成田さんにはわからないことがもう一つ。片思いのテルコですが、“追いケチャップ”が出ちゃうような、マモルとの甘い時間もなくはない。その時間が、「僕としては謎なんですけど」。
「愛があるかと言われたらそうでもないけど、シャンプーしてあげたりとか、意外といろいろしてあげたり。考えれば考えるほど、よくわからないんですよね。3日間くらい、(本作に関する)取材をやってますけど、どんどん言ってることが変わってる気がする(笑)。だって、どんどんわからなくなってますもん」
相当に頭を悩ませる成田さんから、最後に読者の皆さんへのメッセージです。
「好きなんだか好きでもないんだか、その間でもない、みたいな別の種類の恋愛映画という感じなので、すっごい共感できるけど、すっごい共感できない、みたいな。なんだかよくわかんない映画になってます(笑)。ただ、言えることは、最近観た映画の中で一番面白かった。ぜひ皆さんにも観ていただきたいです」
成田 凌/Ryo Narita
モデル・俳優
1993年11月22日生まれ、埼玉県出身。2013年より雑誌『MEN’S NON-NO』の専属モデルを務め、14年にはドラマ『FLASH BACK』で俳優デビュー。近年の主な出演作に、連続テレビ小説『わろてんか』、映画『劇場版コード・ブルー−ドクターヘリ緊急救命−』、『チワワちゃん』、『翔んで埼玉』など。『さよならくちびる』、『カツベン!』、『窮鼠はチーズの夢を見る』が公開待機中。
『愛がなんだ』原作:角田光代『愛がなんだ』(角川文庫刊)
監督:今泉力哉
脚本:澤井香織、今泉力哉
出演:岸井ゆきの 成田 凌 深川麻衣 若葉竜也 穂志もえか 中島 歩 片岡礼子 筒井真理子/江口のりこ
配給:エレファントハウス
4月19日(金)テアトル新宿ほかロードショー
公式サイト/
http://aigananda.com
© 2019映画「愛がなんだ」製作委員会
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