本日は「419」の語呂合わせから「良いきゅうりの日」に制定されているそうです。品種にもよりますが、これから夏にかけて旬を迎えるきゅうりは、みずみずしくてカリカリ、ポリポリという歯ごたえが魅力ですよね。そんなきゅうりをアクセントに使ったポテトサラダをご紹介しましょう。
きゅうりは食感を生かすため、厚めの輪切りに。そして、このきゅうりにしっかり味付けしておくことがポイントです。最後にきゅうりとハムを、ゆでてつぶしたじゃがいもに混ぜ込んで完成。白ワインビネガーと黒こしょうをきかせた大人味のポテトサラダですから、お酒のおつまみにぴったり。『からだが喜ぶ! 藤井 恵のおつまみ献立』より。
【材料 4人分】
・きゅうり 1本
・塩 小さじ1
・スライスハム 4枚
・A [砂糖、しょうゆ、酢 各小さじ1/しょうが(細切り) 1かけ]
・じゃが芋 2個
・B [白ワインビネガー 大さじ1/2/オリーブオイル 大さじ1/塩 小さじ1/4/こしょう 少々]
・C [マヨネーズ 大さじ3/塩 少々]
・粗びき黒こしょう 適量
【作り方】
1:きゅうりは1cm厚さの輪切りにし、塩をふってしんなりするまで30分以上おいて洗い、しっかり水気を絞る。ハムは1cm角に切る。
2:小鍋にAを入れて強火で熱し、煮立ったら1のきゅうりを加え、ひと混ぜして火を止める。そのまま粗熱が取れるまでおき、煮汁ごとポリ袋に移し入れ、空気を抜いて口を縛り60分ほどおく。
3:じゃが芋は皮をむいてひと口大に切る。鍋に入れてかぶるくらいの水(分量外)を注いで中火にかけ、煮立ったら弱めの中火で竹串がすっと刺さるようになるまで10~15分ゆでる。湯を捨てて再び火にかけ、粉が吹くまであおる。熱いうちにつぶしてBを順に加えてそのつど混ぜ、冷ます。
4:ボウルにハム、汁気をきった2、3、Cを入れてあえ、粗びき黒こしょうをふる。
人気料理研究家・藤井恵さんが、家族と自分の健康のために考えた自信作ばかり112品を大公開。野菜たっぷり、脂肪や甘みは控えめのヘルシーな秘蔵レシピ集です。居酒屋メニューに着想を得て、家庭でも作りやすく、アレンジをくり返した「居酒屋 藤井亭」厳選のお品書きをお楽しみください。
藤井 恵(著)
定価:本体1,300円+税
撮影/木村 拓