知らないことを知っていける、知識欲を刺激するドラマ
紐倉に加え、牧野(菜々緒)も頭の切れる人物。そんな2人の「クッション材みたいな立ち位置でもあると思います」と高家の役割を分析する濱田さんは、「変わり者に囲まれるっていうのは楽しいですよ」と現場を楽しんでいる様子。「細菌学だったり寄生虫学だったり、知らないことが盛りだくさん」だというドラマ自体にも、「知識欲をかられます」と面白さを感じているそう。
濱田さんがドラマに対して感じている面白さは、役とも通じるところがあるようで、紐倉の助手になったことで「高家にとっては見たことがない世界が広がって、ウイルスだったり細菌だったり、医者としての興味もあるんでしょうし、知らないことを知っていくのは、不謹慎だけど楽しい部分もあるんだと思います」。そのベースには、「救いたいっていう熱い思いがあるんです」。
医師・高家を大切にしたいという濱田さん。例えば、「部屋のドアを開けて死体が転がっていたら、誰だってびっくりするし、医者だって驚くから、そこで腰を抜かすっていう選択肢もあるんですよ。でも、そうじゃなくて何かできるんじゃないかって、医者の部分をどうにじみ出させるか」を考えるのだとか。しかも、「ふとした所作で出ちゃうとか。そういうレベルを目指してます」。
ドラマには動物たちも出演。「菜々緒さんはすごいですよ。なんでも触れますから。それを男2人がゾ〜ッとしながら見てます(笑)」