トマトに詰めた“ラタトゥィユ”
【材料(4~6個分)】
・フルーツトマト 4~6個
・ズッキーニ 1/2本
・なす 1/2本
・玉ねぎ 1/8個
・ブルサンチーズ(ガーリック&ハーブ) 大さじ2
・松の実(煎ったもの) 小さじ2
・塩・EXVオリーブオイル 適量
・タイム 適量
【作り方】
(1)フルーツトマトは湯むきして、上または下の端を切り取り、とっておく。小さなスプーンを使って種の部分を取り出し、茶こしなどでこし、種を取り除く。
(2)ズッキーニ、なす、玉ねぎは小角切りにする。フライパンにEXVオリーブオイル大さじ1/2を熱し、ズッキーニを入れ、塩ひとつまみをふって中火で炒める。しんなりしたら取り出す。なすと玉ねぎも同様に、別々にオリーブオイルで炒める。しんなりしたら取り出す。
(3)(2)をフライパンに戻して強めの火にかけ、(1)のトマトの種をこした汁を加える。手早く混ぜて水分をとばし、火を止める。松の実と塩ひとつまみを加えて混ぜ、冷ます。
(4)(1)のくりぬいた各フルーツトマトの中に(3)を少しずつ入れ、ブルサンチーズを小さじ1強ずつ詰める。さらに(3)を加えて中身を詰め終えたら、(1)で切り取っておいたトマトの端をのせてふたをする。トマトの表面全体にオリーブオイルを塗り、200℃に予熱したオーブンで12〜14分焼く。軽く塩をふり、タイムを添える。
おもてなしのシンプルフレンチ狐野扶実子 著
2000円
>>Amazon.co.jpで購入する 狐野扶実子(この・ふみこ)
東京都生まれ。1997年にパリの名門料理学校「ル・コルドン・ブルー」を首席で卒業。ミシュランの3つ星レストラン「アルページュ」に入り、シェフのアラン・パッサール氏に師事し、スーシェフを務める。その後、出張料理人として独立、世界中を飛び回り、VIPたちをうならせた。2005年、パリの老舗「フォション」で初の女性・東洋人のエグゼクティブシェフに就任する。現在は東京とパリを行き来しながら、レストランや国際線機内食のメニュー開発に携わるなど、料理プロデューサー・食ジャーナリストとして活躍する。著書に『ラ・キュイジーヌ・ド・フミコ』、『まいにち、サラダ』(ともに世界文化社)などがある。
狐野さんがラジオに出演!
TOKYO FM「Blue Ocean」 DJ住吉美紀 2019年4月29日(月・祝) 8時55分~11時(予定) 狐野さんがフランスの家庭料理についてお話しします。
表示価格は税抜きです。
撮影/坂本正行(世界文化社)