そして、会場からひときわ大きな拍手で迎えられたのはシェリル・バークさん。ホイットニー・ヒューストンの歌に合わせて、“ファーストデート”のワクワク感、ドキドキ感をさまざまなダンスで魅せてくれました。お相手のメインダンサーは昨年も出演していたジェイムズ・チュアイレヴァさん。彼のダンスも体幹が鍛えられているからか、キレがよく立ち姿も本当に美しくてほれぼれします。 6月16日に行われたプレスコールより。
「THE FIRST DATE」(SCENE5 シェリル・バークさん&ダンサーズ) ホイットニー・ヒューストンの「I Wanna Dance With Somebody」 の弾けるようなメロディーにあわせ高まるわくわく感。 シェリルのサルサに拍手喝采。
シェリルたちが舞台から姿を消したあと、現れたのはバナナの着ぐるみを着たダンサーたちとチアガールたち、白いスーツ姿にサングラス、黒の帽子をかぶった髙橋さん。「誰ですか?」と思わず吹き出しそうになる変装ぶりでした(笑)。今回新たに加えられたこの「ヘザーズ」、日本のポップカルチャーにヒントを得て作られたそうですが、会場の盛り上がりを見ると入れて大正解でしたね! 楽しく盛り上がる演出のあとは大人の時間。「PASSION」、メリル・デイヴィスさんの出番です。今回の舞台で衝撃ランキングをつけるとしたら、間違いなくベスト3に入るのがメリルのこのコーナー。抑えられない衝動、甘美な世界をダンスで表現しているわけですが、昨年より遥かに官能的になっています。前にインタビューしたときに「メリルの破壊力はすごいんですよ」と髙橋さんも語っていましたが、おっしゃるとおりです。舞台上のメリルを見ながら「これって映画なら15禁レベルなのでは?」と思ってしまいました(笑)。あまりの美しさにどぎまぎさせる演技ができるなんて、彼女のパフォーマーとしての能力は底知れません。