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パーティを盛り上げる、チーズの「魅せる」プレゼンテーション

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パーティを盛り上げる、チーズの「魅せる」プレゼンテーション

2017.04.02

撮影／工藤雅夫

Cookbook_Everyday_02 April

ちょっとしたティーパーティでも(だからこそ)、チーズがあれば何となく様になるものです。さらにそこにエクセレントな盛りつけが加わると……気分もいっそう上がりますよね。プロの世界では、チーズのカッティングやプレゼンテーションを競う世界的なコンテストがあるほど、美しく魅力的に盛りつけることは実に大切な要素です。今日はチーズのプレゼンテーション・テクニックとアイデアをいくつかご紹介しましょう。「スブリデオレストラーレ」吉田健志シェフの著書『酪農ビストロのとろけるチーズレシピ』より。

自然の模様でリズムを出す

リヴァロの表皮と中身の色の違いを利用して交互に組み合わせたり(上)、同じ青カビチーズでも地の色が違うスティルトンとシュロップシャー・ブルーを市松模様に並べたり(下)すると、リズムが生まれてちょっと楽しいプレートに。

立体感を出して、取りやすく

コンテなどのハードタイプのチーズを棒状にカットし井桁に組むと立体感が生まれます(写真上)。輪切りにできるサント・モールは、らせん階段状に重ね、中心にできた穴にフルーツやナッツを盛り込んで(写真下)。取りやすいことも利点です。

これはチーズのカーネーション？

専用の道具ジロール（写真下）で、ぐるぐるひらひらと削り、半球状に積み重ねていくと、ゴージャスなカーネーションのでき上がり。どうやって作ったの? と驚かれるはず。写真ではスイス産のチーズ、テット・ド・モワンヌを使っています。一緒に作っても楽しいですね。