通年出回っているあじですが、5月から7月にかけてはとくに脂がのってきます。旬の新鮮なあじは、細切りにしてたっぷりの大葉としょうがでシンプルに食べるのが一番!ということで、本日はオーソドックスなレシピをご紹介しましょう。
このタタキに市販の高菜漬け適量をみじん切りにして加えれば「高菜タタキ」。高菜の塩気と旨味が、あじとぴったり合います。また粒が細かいひきわり納豆を添え、長ねぎをのせた「タタキの納豆あえ」は、豪快にかき混ぜてごはんにのせてもおいしいですよ。いろいろとアレンジメニューを試みてください。『築地「魚河岸三代目 千秋」店主・小川貢一のおさかな食堂』より。
【材料 2人分】
・あじ(3枚おろし/中サイズ) 2尾
・大葉 3枚
・万能ねぎ(小口切り) 1本
・しょうが(すりおろし) 適量
【作り方】
1:3枚おろしにしたあじの腹骨を取り、皮をはいで細切りにする。
2:せん切りにした大葉(2枚)とあじを混ぜ合わせる。
3:大葉をしいた上に2をのせ、万能ねぎとしょうがをのせる。
築地の魚料理店「魚河岸三代目 千秋」を営む 小川貢一さんの“おさかなレシピ”は、 お洒落で美味しくてヘルシー!と女性に大人気。本書では定番和食はもちろん、フレンチ、イタリアン、スペイン料理まで、切り身やさくを多用した、とびっきりおいしい魚料理を手ほどきします。これ1冊あれば、もう魚料理はこわくない!
小川貢一(著)
定価:本体1,300円+税
撮影/川上輝明