サーフィンを通し、人生の再スタートを描く『ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave』の主演・吉沢 悠さん。趣味はサーフィン。最初に感じた大変さは、プレッシャーによるもの
2005年、大杉漣さんが主演を務めた映画『ライフ・オン・ザ・ロングボード』が社会現象を巻き起こしました。定年後に亡き妻との思い出から鹿児島県の種子島でサーフィンを始めた米倉一雄役を大杉さんが演じ、人々に何かを始めようという気持ちを抱かせ、多くの中年サーファーを海へと向かわせたのです。その世界観を受け継ぎ、ロケ地も種子島そのままに映画『ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave』が誕生しました。
主人公の梅原光太郎に扮するのは、吉沢 悠さん。サーファーで、いい波を見ると仕事も約束も放り出してしまうため、バイトも辞め、恋人にも逃げられ、家賃も滞納し……。しかも、サーフィンの才能がありながらも、挑戦することから逃げている。そんな光太郎役を演じるにあたって、「最初は大変だなと思っていたんです」と吉沢さん。その理由を、「サーフィンの部分をどれだけ映像として使われるのかっていうことが……。サーフィンはやってますけど、趣味の範囲なので、プレッシャー的なところで大変だなっていう感じではあったんです」と語ります。でも、その気持ちは早い段階で解消できたとか。