毎月23日は「天ぷらの日」ということで、今がおいしいそら豆の天ぷらをご紹介します。ゆでて食べることの多いそら豆ですが、天ぷらにすると、甘み、旨み、香りが増して、おいしさ全開です。食感はホクホクとしっとりが同居した柔らかさで、これも天ぷらだからこそ味わえるもの。きれいな薄緑色と香りをキープするために、油は170℃を超えないように揚げます。
最初に油の温度が高いとばらけやすいので、たねを入れる際にいったん火を消すといいでしょう。頭頂部に「お歯黒」と呼ばれる黒い筋がありますが、ここが緑色であれば実が若い証拠で、より柔らかくおすすめです。このお歯黒からむくと実が欠けやすくなるので、平らな面からむくのがポイント。ころもはごく薄いほうが口当たりが軽く、そら豆の風味も生きますよ。『「てんぷら近藤」主人の やさしく教える天ぷらの基本』より。
【材料】
・そら豆 適量
・薄力粉 適量
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ころも 適量
・揚げ油 適量
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天つゆ、または塩 適量