【作り方】
1:小さなボウルに水50cc(分量外)を入れ、ゼラチンをふり入れて混ぜる。ラップをし、湯せんにかけて溶かす。
2:手にビニール手袋をする。マンゴーは皮付きのまま、中央の種の両側で果肉を切る。
3:2の果肉を1切れ持ち、小さなボウルや手などで実をかき出し、ボウルに入れる。
4:皮と果肉の間にある太い繊維は、そのまま残しておく。他も3と同様に果肉を取り出す。
5:2の真ん中の種を持ち、皮を持ってぐるりとむく。
6:5の種を持ち、指先で絞って実と果汁を3のボウルに入れる。ビニール手袋をはずす。種の周りにも繊維があるので、入れないようにする。
7:ボウルに入れたマンゴーの果肉を、泡立て器でやや粗めにつぶす。ミキサーにかけるとジュース状になって、全体に均一になり、果実の存在感が弱くなってしまう。
8:グラニュー糖を加え、よく混ぜて溶かす。必ず味みをして、マンゴーの甘さによってグラニュー糖の量を調整する。
9:泡立て器で混ぜながら分量の水を少しずつ加え、均一に混ぜる。
10:混ぜながら1を少しずつ加え、手早く混ぜ溶かす。ゼラチンが固まっていたら、再度湯せんにかけて溶かしてから使う。
11:氷を加えて軽く混ぜ、温度を下げる。マンゴープリンの美しい色を出すための大切なポイント。温かいゼラチン液を混ぜたことで温度が上がったままだと、マンゴーが変色することがあるので、それを防ぐ。
12:生クリームを加えて、均一に混ぜ合わせる。
13:レモン汁を加え、混ぜ合わせる。混ぜたあとに味みをして、酸味を確かめて、必要ならさらにレモン汁を加えて調整する。
14:深めのバットに13を流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。大きめのスプーンでそっとすくい、器に盛ってミントの葉を飾る。
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脇屋友詞(著)
定価:本体1,600円+税
撮影/日置武晴