紫陽花&テーマパーク
童心にかえって楽しむ、紫陽花の旅―長崎・ハウステンボス
風車のある「フラワーロード」の対岸には、アナベルの群生が。運河はカナルクルーザーで巡ることができる。シーボルトが愛した花が映える欧風の街並み
江戸時代、出島のオランダ商館で医師として働いていたシーボルト。植物学者でもあった彼がことに愛したのが、日本を原産とする紫陽花でした。
そうしたつながりから、長崎にあるハウステンボスでは、6月の1か月間、「あじさい祭」が行われます。
6月1日から30日まで日本最多1250品種の「あじさい祭」が開催される。期間中、ハウステンボスの中心、アムステルダム広場は紫陽花に埋め尽くされる。併設のガーデンレストランのステージでは、毎日ライブが行われる。オランダに現存する建物を忠実に再現した街並みと紫陽花の組み合わせは抜群で、ほかでは見られない異国情緒と華やかさに胸が高鳴ります。毎夜開催される「あじさいライトアップ」も必見です。
オランダ政府の協力と助言を得てオランダに現存する建物を忠実に再現した場内。「あじさい祭」期間中は、長さ800メートルの「あじさいロード」が夜間ライトアップされる。ほかに、オランダ政府とオランダ王室の協力により、前オランダ女王ベアトリクスの居城をミリ単位で再現した宮殿「パレス ハウステンボス」は、期間中「あじさいの宮殿」となり、紫陽花を使ったアート作品が展示される。ハウステンボス
長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
TEL:0570(064)110
営業時間:9時〜22時(入場は21時まで)
1DAYパスポート:大人7000円(18歳以上)、シニア6500円(65歳以上)
あじさい祭:2019年6月1日(土)〜30日(日)
https://www.huistenbosch.co.jp