俳優デビューから20年となった2018年は、14本の映画に出演。さらに、『柴公園』で連続ドラマ初主演を果たした渋川清彦さん。セリフに追われてキャラクター作りどころではない!?
柴犬3匹と、その飼い主のおっさん3人。散歩途中の公園のベンチで、他愛もない世間話を交わす顔見知りの3人はやたらIQが高く、会話はいつもエスカレート。壮大なる無駄話が繰り広げられ……。2019年1月期のドラマ『柴公園』は、じわじわとファンを増やし、「今期最強の癒しドラマ」の声も上がるほどに。そんなドラマが映画になって、あたる(きぃ)、じっちゃん(くう)、さちこ(なな)がスクリーンに登場! あたるパパを演じた渋川清彦さんに、撮影中のエピソードなどをお聞きしました。
ドラマでは、あまり描かれていなかったあたるパパの背景。映画では、職場での姿やリビングルームなどの様子もうかがえます。ドラマと映画は同時に撮影が進められていたそうで、おかげで人物像も想像ができたと渋川さん。そのうえで、「偏屈に見えればいいなと思ってました。それで、人と接するのも苦手」ということを意識したとか。ただ、「キャラクターはもちろん意識しているんですけど、セリフに追われていたので、それどころではないというか……(笑)」ともいいます。