伝統の“ねぶた”を間近に感じる迫力の客室
星野リゾート 青森屋
夏の青森といえば“ねぶた”。北国の短い夏を味わい尽くすかのように、青森市の祭には熱いパワーがみなぎります。青森文化を満喫できる一軒として親しまれている「青森屋」に、ついにその“ねぶた”がテーマの客室が生まれました。
「青森ねぶたの間」のモチーフに選ばれたのは、坂上田村麻呂とアテルイ、源 義経。3人にまつわるそれぞれの物語に沿って作られている。扉を開けた瞬間から、勇壮な世界に誘われます。廊下には跳人(はねと) が踊り、リビングや寝室、天井にもねぶたの立体や図柄が、さらに浴室やトイレにも……。
あしらわれた作品はすべて、“ねぶた大賞”など多数の受賞歴があるねぶた師・竹浪比呂央氏によるもの。普段は間近で見ることのできない、迫力ある筆致やデザインもじっくりと堪能できます。
もっとねぶたを感じたい! というかたは、本館一階の「じゃわめぐ広場」へ。丸ごと小さな繁華街のようなこのフロアでは、“金魚ねぷた”をテーマにしたイベントも開催中です。
愛らしい「金魚ねぷたアイス」は本館1階の「ヨッテマレ酒場」に6月1日~8月31日限定で登場。食事処「南部曲まがり屋や 」ではゆっくりと季節の会席料理を。青森の珍味を盛り込んだ「七子八珍」はやはり地酒とともに。星野リゾート 青森屋
青森県三沢市字古間木山56
TEL:0570(073)022(星野リゾート予約センター)
URL:
https://noresoreaomoriya.jp〔基本料金〕1室2名利用で1泊2食付き1名1万9000円~。ご紹介した「青森ねぶたの間」は1室2名利用で1泊2食付き1名3万2000円~(いずれも税込み)。
【特集】「至福のホテル」で日本の魅力を再発見(全7回)
撮影/角田 進 取材・文/露木朋子
『家庭画報』2019年7月号掲載。この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
※(税別)(サービス料別)とあるものには別途、消費税やサービス料がかかります。表示されている宿泊料金はシーズンの最低料金です。料理は状況によって、一部メニューや盛りつけが異なる場合があります。