ダイエッターにとって天敵のおかずといえば揚げ物。なかでも、トンカツなどの肉の揚げ物は、もっとも手を出してはいけないハイカロリーおかずの筆頭ですよね。
でも「どうしても今日は揚げ物が食べたい!」という日には、豆腐を活用するという手があります。人気の料理研究家・藤井 恵さんのレシピでは、肉の代わりに木綿豆腐、パン粉の代わりにすりおろした高野豆腐を使って、カロリーと糖質オフの一品に仕上げています。
これなら、罪悪感もオフで、安心して食べられますよね。キャベツとレモン、お好みで練り辛子を添えて召し上がれ。木綿豆腐はペットボトル等の重し2kgを乗せて3時間おき、水切りしておくと、揚げても水気が出ず、豆腐の味もしっかり楽しめます。冷ややっこでは物足りないという日にも、この豆腐カツは活躍しそうですね。『からだが喜ぶ! 藤井 恵の豆腐レシピ』より。
【材料 2人分】
・木綿豆腐 1丁
・A [にんにくのすりおろし 1/2かけ分/しょうゆ 小さじ1]
・高野豆腐 1個
・溶き卵 1個分
・揚げ油、中濃ソース、練り辛子(好みで) 各適量
・キャベツ 3枚
・レモンのくし形切り 1/3個分
【作り方】
1:豆腐は横4等分に切り、Aをからめる。高野豆腐はすりおろす。
2:豆腐に溶き卵、高野豆腐の順に衣をつける。
3:揚げ油を170℃に熱し、2を入れてこんがり揚げ色がつくまで4~5分揚げる。
4:器に3を盛り、せん切りにしたキャベツ、レモンを添え、中濃ソースをかけ、好みで練り辛子を添える。
高たんぱく・低カロリー、大豆パワーで美容・健康に役立つ豆腐は、おいしさも無限大。『からだが喜ぶ! 藤井 恵の豆腐レシピ』では、バランス食材をのっけるだけの温・冷やっこから、定番料理にプラスするヘルシーアレンジ、やせて美肌になるおつまみ、手軽にからだリセットできるどんぶりまで、豆腐が驚くほどおいしくなる122品を収録。毎日使えて糖質オフもらくらく、藤井さんのふだん使いのアイデアを集めたバリエーション豊富な1冊です。
藤井 恵(著)
定価:本体1,300円+税
撮影/木村 拓