【作り方】
1:卵を割りほぐし(写真)、Aと混ぜ合わせる。卵液は泡立てず、混ぜすぎないようにか き混ぜると、卵のコシが残り、ふんわりと焼ける。
2:卵焼き器にサラダ油を熱し、油をペーパータオルで拭いてなじませ、底を濡れ布巾に当てる。
3:卵液の1/3量を流し入れ、泡をつぶしながら焼き(写真上)、半熟になったら手前に箸で巻き上げてから向こう端に寄せ、空いたところにペーパータオルで油をなじませる。
4:再び卵液の1/3量を流し入れて巻く。これをもう一度繰り返して、形をととのえながら焼き上げる。卵液を流し入れた際は、焼いた卵を軽く持ち上げて、卵液を下までゆきわたらせること。
5:熱いうちに巻きすに4を置き、転がして、好みの形にととのえる。
『分とく山・野﨑洋光の 常備菜でつくる和のお弁当』は、手軽にできておいしい野﨑流お弁当の技が満載。作りたてよりも少し時間がたってからのほうが味もしみ、うまみが一層深まる、きんぴら、煮豆、こんにゃく等々、そんなお役立ちの常備菜があればお弁当も豊かになります。もちろん、鶏の竜田揚げ、肉団子、 魚のつけ焼きなど、お弁当には欠かせない定番おかずや 王道の卵焼きの多彩なバリエーション、おかずがわりの手作りふりかけなど、懐かしい味、新しい味がこの1冊にぎゅっとつまっています。
野﨑洋光(著)
定価:本体1,400円+税
撮影/小林庸浩