『シャルル=フランソワ・ドービニー展 バルビゾン派から印象派への架け橋』
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シャルル=フランソワ・ドービニー《オワーズ河畔》 1865年頃 油彩、板 ランス美術館蔵19世紀フランスを代表する風景画家シャルル=フランソワ・ドービニー。
農村風景などを描いたバルビゾン派の画家としても知られ、アトリエ船をこしらえて水辺の情景も多く描いた。
刻々と変化する自然の光景を素早いタッチで描く作風は、モネやゴッホら次世代の画家にも大きな影響を与えている。
意外にも日本初の本格的な展覧会となる今回で、その初期から晩年までの画業を知ることができる。
併せてコローやクールベ、ドーミエなど周辺の画家たちによる作品も展示される。穏やかな景色を味わいたい。
『シャルル=フランソワ・ドービニー展 バルビゾン派から印象派への架け橋』
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取材・構成・文/白坂由里
「家庭画報」2019年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。