暑くなるにしたがい、脂がのって美味になるいわし。血圧を下げたり、血液中の中性脂肪を減らす作用のあるDHAやEPA、さらにビタミン、カルシウムなどを豊富に含む青魚です。今日は、このいわしをつみれにして、余すところなくいただきましょう。
つみれは、いわしと長ねぎ、しょうが、卵白、片栗粉、塩をフードプロセッサーに入れ、ミンチ状にしたものをスプーンで丸く形作ります。簡単ですよ。小麦粉と片栗粉を混ぜた衣で、いわしの旨味を閉じ込めてカラッと揚げればでき上がり。子供も喜ぶクイックおかずです。お好みで、マヨネーズ、ケチャップを添えてどうぞ。『築地「魚河岸三代目 千秋」店主・小川貢一のおさかな食堂』より。
【材料 2人分】
・A [小麦粉、片栗粉 各大さじ2]
・揚げ油 適量
・マヨネーズ、ケチャップ 各適量
・レタス 2枚
■いわしのつみれ(10個)
・いわし 4尾
・長ねぎ(小口切り) 1/4本
・しょうが 1かけ
・卵白 1個分
・片栗粉 大さじ2
・塩 1つまみ
【作り方】
1:いわしのつみれを作る。下処理をしたいわし、長ねぎ、しょうが、卵白、片栗粉、塩をフードプロセッサーに入れ、ミンチ状にする。
2:鍋に水を入れ沸騰したら、スプーンで成形したつみれを入れ、浮いてきたらあげる。
3:2にAの衣をまぶし、180度の揚げ油でカラッと揚げる。
4:皿に盛り、レタス、マヨネーズ、ケチャップを添える。
築地の魚料理店「魚河岸三代目 千秋」を営む 小川貢一さんの“おさかなレシピ”は、 お洒落で美味しくてヘルシー!と女性に大人気。本書では定番和食はもちろん、フレンチ、イタリアン、スペイン料理まで、切り身やさくを多用した、とびっきりおいしい魚料理を手ほどきします。これ1冊あれば、もう魚料理はこわくない!
小川貢一(著)
定価:本体1,300円+税
撮影/川上輝明