本日は父の日。ちょっとしたサプライズも含めて、日本茶を使った3種類のお酒レシピをご紹介しましょう。お酒好きなお父さんなら、こんな変わり種のお酒を作ってあげれば喜んでくれるかも。
まずは「煎茶ジン」。煎茶を、ジンで抽出すると、美しいエメラルドグリーンになり、炭酸水を注ぐと澄んだ黄緑色になります。抽出の際、一晩以上おいてしまうと、茶色くなってしまうので、タイミングを逃さずに楽しんでください。炭酸水の代わりに、すっきりした白ぶどうのジュースと合わせると甘いカクテルになり、こちらもお勧めです。
「抹茶ビール」は、冷えたビールに茶せんでしっかりと泡を立てた冷たい抹茶を注ぎます。ビールの苦みと抹茶の旨味がよく合い、アルコール度が下がるので飲みやすくなります。
「煎茶風味の日本酒」は、茶葉に日本酒を注いで5分待つだけで、手軽につくれます。旨味が増して、まろやかな味わいになりますよ。ぜひ味わってみてください。日本茶インストラクター・本間節子さんの『あたらしくておいしい 日本茶レシピ』より。
【材料 1杯分】
・煎茶(釜炒り製玉緑茶、または普通煎茶) 3g
・ジン(好みのもの) 50cc
・砂糖 小さじ1/2(ビターが好みなら入れなくてもよい)
・炭酸水(無糖) 150cc(ジンの約3倍)
・ブルーベリー(飾り用)※ 1粒
※ブルーベリーの代わりに、すだちやレモンの輪切りを浮かべてもよい。
【作り方】
1:茶葉を容器(ガラスびんなど)に入れてジンを注ぎ、3時間以上(一晩まで)おくと色と風味が抽出される。
2:茶こしでこす。
3:グラスに砂糖を入れ、2のジンを注ぐ。
4:炭酸水を静かに注ぎ、カクテルピンに刺したブルーベリーを飾る。