猛暑に打ち勝つエイジングケア 第2回(全6回) 昨年以上の猛暑が予想される今夏。紫外線ダメージや、冷房による体への負担も年々厳しさを増しています。これまでとは違う環境の変化を正しく理解し、賢く夏とつきあう、家庭画報本誌連載でおなじみのビューティアンバサダーたちの取材とともに、猛暑に負けず、美しく過ごすための方法をお届けします。
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ワンピース26万9000円/エスカーダ(エスカーダ・ジャパン) バッグ11万5000円靴10万1000円/ともにジミー チュウ イヤリング180万円 リング33万円 ネックレス35万5000円/すべてロイヤル・アッシャー(ロイヤル・アッシャー・オブ・ジャパン)女優 一路真輝さん
宝塚歌劇団男役トップスターとして活躍した後、舞台を中心に活動を続ける。5月4日~27日明治座公演『細雪』に出演。7月はソロライブ『Ichiro Live2019』を全国3か所で開催。常日頃の運動と入浴で冷えに強い体をつくる
「近年の猛暑は体にこたえますが、もともと寒がりなので、それ以上にきついのが冷房。都心の建物はどこも入った途端にヒヤッとしますから、ちょっと大げさなほどの防寒グッズを鞄の中に入れておきます」。
常にベストコンディションで舞台に立つためにも冷えには用心を重ねているという一路真輝さん。家では隣室の冷房をつけて風を流し、楽屋でも冷たい風が体に直接当たらないよう、設定温度やスイッチのオンオフはマニアックにこだわるといいます。
さらにこうした徹底的な“守り”に加え、“巡りのいい体”に整える“攻め”のアプローチで、冷えやむくみを寄せつけません。取材当日にお持ちくださったヤムナ・ボールがその一つ。
「長年続けているピラティスのスタジオで最近教わったフィットネスで、毎日のように使っています。リンパや血液の流れがよくなるので体が軽くなります」。
そして美容と健康の基本として実践しているのが1日2回の入浴。夏でも湯船にしっかり浸かります。
「冷房で体が冷えた日は湯温を高く設定して全身浴で汗を出し、逆に舞台や屋外で汗をかいた日は、ぬるめの湯の半身浴でリラックス」。細やかなケアで夏を元気に過ごします。