ダリヤは水揚げもよく長く楽しめるそう。その理由、ご存じですか？

8月27日の贈り花

さわやかなダリアを開院のお祝いに贈る

歯科医院のお祝いの花のオーダーをいただきました。受付に飾る花ということで、清潔感があり、優しさが感じられる花合わせを考えました。

この時期に豊富に出回るダリアですが、涼しくなると花色がのって発色がよくなり、さらに美しくなります。今回は花形もとても美しい桜貝という品種を選びました。透明感のあるクールピンクは、とても上品で清潔な印象を与えます。


この花色を大切にしたくて、同じような色合いのバラやリシアンサス、アジサイなどを集めてアレンジしました。統一感のあるカラーコーディネートは、見る人の心に落ち着きをもたらします。歯科に限らず病院に訪れる方は、少なからず緊張感を持っているものです。そんな方の心を優しく解きほぐすも花の持つ力だと思います。

日本は世界でも名だたるダリアの育種国。日本生まれのダリアは世界中で人気です。いろいろな品種を手軽に楽しめるのは日本ならではなので、ぜひ出回り最盛期の秋に、イメージに合うダリを選んでアレンジに利用してみてください。

【使用花材】
ダリア 桜貝
バラ Madka
リシアンサス NFホノピンク
アジサイ ベレナピンク
ソルガム
ロータス・ブリムストーン
テマリシモツケ ルテウス
ユーカリ

贈り花のヒント
ダリアの茎は空洞なので、水揚げもよく長く楽しめ、贈り花の花材に向いています。ただし、水が腐ると一気に萎れてくるので、できれば毎日水を替え、茎を切り戻しておくのをおすすめします。とくに大輪種はたくさん水を吸い上げるので、水の鮮度をキープすることが大切です。

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