マインドフルネス8週間プログラムを実践
6~8週間目:自分を慈しむ(1日2回)
※1日のうち1回は4~5週間目までの瞑想に置き換えてもOK
自分に思いやりを向けることで「つらい気持ちを感じても大丈夫」ということに気づきます。そして、その気持ちをしっかり感じることが今の状態を受け入れ、冷静に対処していくことにつながります。
●慈悲の瞑想
自分に思いやりを向けたときに起こってくる反応を観察する
自分を慈しむことに抵抗がある場合は家族や友人から始めましょう。
水色タンクトップ6000円 ネイビータイツ6000円/ともにダンスキン(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター)呼吸に意識を集め、次のフレーズを順番に思い浮かべます。「(思いやりを向ける対象者)が苦しみから解放されますように、(同)ができるかぎり健康でいられますように、(同)が安心して生きられますように」。
フレーズは自分に合ったものに変えてかまいません。最初は自分に、次に親しい人に、そして少し苦手な人に、最後は生きとし生けるものに思いやりを向けます。
この瞑想を難しいと感じる場合は、別の瞑想に置き換えてください。
佐渡充洋(さど・みつひろ)先生
岡山大学医学部医学科卒業。1999年、慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室入局。2005年、ロンドン大学大学院留学、08年より現職。医学博士。『幸せになりたい女性のためのマインドフルネス』(監訳・創元社)など一般向け書籍づくりにも携わる。
著書『幸せになりたい女性のためのマインドフルネス』
表示価格はすべて税抜きです。
撮影/西山 航 スタイリング/程野祐子 取材・文/渡辺千鶴 モデル/桐生ちづる
「家庭画報」2019年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。