すぐ真似したくなる“きものセオリー”が満載! 一色采子さんトークショー
続いてはお待ちかね、女優・一色采子さんのトークショーです。今回は、呉服情報サイト「
三越 きものゴコロ。」内で、4回にわたって一色さんと対談をした『きものSalon』の古谷編集長とともに対談形式で進んでいきます。
呉服フロア内のプライベートスペースで行われた完全招待制のトークショー。距離もとても近く、和やかな空気に満ちた会となりました。まずは一色さんの今日の装い。全体がモノトーンで統一されていているのに、遠くからでも目を引くような華やかさで、さらにアーティスティックな雰囲気も。とっても憧れます…!
一色さん「今日着ている横段の紬のきものも、葡萄唐草の帯も母譲りのものです。母はそれぞれを違うものとコーディネートしていましたが、私がこの帯をどう“今っぽく”着こなそうかと考えた時に、浮かんだのがこのきもの。あえて潔く、モノトーンどうしを合わせてみたんです。その瞬間、頭の中でスロットの絵柄が揃って“チーン!”という音が鳴りましたね (笑)
そして、小物類もすべてモノトーンで統一。アバンギャルドな雰囲気もあってお気に入りです。ちなみに、帯揚げも三部紐も母のものなのですが、帯留めだけは帯に合わせて葡萄モチーフのものをポチっとしちゃいました(笑)」
モノトーンだけのコーディネートで、こんなに明るく、 今っぽい雰囲気に感じたのは初めてかもしれません!また、一色さんの「チーン!」という表現に、古谷編集長をはじめ、参加者の皆さんが「わかるわかる!」と大きく頷いていらっしゃいました。なるほど、「きもの好きあるある」なんですね。 ワタクシ、まだまだその快感を味わったことがありません…。私も早く共感したい…!
古谷編集長は鮮やかなブルーグリーンの加賀小紋で。初夏らしい爽やかな装いです。