――自分の考えだけで突っ走りそうになっていないか、自問自答したい時期ということですね。気をつけます。J:一方で、7月は8日から続いている水星逆行
※1という惑星の動きもあります。水星逆行では「すべてのステージ」で読み違いのようなことが、多々起こることが予想されます。
いつもは上手くいっているのに、なぜかこの時期は想定どおりにいかない、みたいなことが起こりがちというわけです。
――――“すべてのステージ”とは、それぞれの状況や場面で、ということでしょうか。いつも通りにいかなくなりやすいのですね。J:そう。他にも水星が逆行する時期は、思考や勘がいつものように働かなくなったり、これまでに経験したことや学んだことが通用しなくなったり、読み違えが起きやすくなります。
例えば、普段はお酒を5杯くらい飲んでも平気な人が、2杯で酔っ払ってしまったり、いつもなら絶対に選ばないような服を選んでしまったり、専属の美容師さんに、いつもの髪型を注文しても、いつものようにならなかったり。
いつもどおりにいかないということで、通常なら考えられないような電子機器の故障や、交通の運行が乱れ、もしくは体調を崩したりする恐れもあります。なので7月は、また違った意味での注意も必要となるかもしれません。
――思うようにいかないのはじれったいものです。J:太陽の動きが目標を司るならば、水星の動きはそこに対しての考え方や働きかけを表します。そしてその水星が逆行するわけですから、考え方や働きかけが、違うほうへ向かったり、先走ったりしてしまうことが予想されます。
なので逆行期間中は、現実に対して先走ってしまった考え方や働きかけの、帳尻合わせを改めてする期間だと思ってください。
つまり、先のことを考えて何かをするというよりも、今までを振り返ってやり残したことを行うほうが良い時期ということです。
※1逆行・・・地球の公転と反対方向に惑星が動くこと。