お悩み02:後ろのおはしょりがシワだらけ。長すぎて見栄えが悪い……
解決法:おはしょりを上に折り上げ、右脇に折り込めば短く整う!
続いてのお悩みもおはしょりに関するものです。
半幅帯や兵児帯(へこおび)の帯結びは、おはしょりがしっかりと見える結び方が多いため、後ろのおはしょりがシワだらけだと、せっかくの美しい後ろ姿も台無しに。
後ろのおはしょりもシワや長さに注意
また、長すぎるおはしょりもおすすめできません。目安は、帯からおはしょりが7cm前後見えているぐらいが理想的です。
おはしょりが長すぎる場合、おはしょりをつまんで上に折り上げることで長さを調整する。おはしょりをつまむのは、表面の1枚のみです。おはしょりを上に折って長さを調整
おはしょりを短くし、シワやだぶつきをなくすためには、まず、前のおはしょりをつまみ、帯を締めたときに出るおはしょりが7cm前後になるように、上に折り上げます。
左手でおはしょりのたるみを整えていく
折り上げた前のおはしょりが落ちないように右手で押さえたら、折り上げた高さに合わせ、左脇から後ろにかけて、左手でおはしょりを折り上げてゆきます。その際に、おはしょりのだぶつきを右に流していくようにするのがポイントです。
右脇でだぶつきを折り込み、すっきりしたおはしょりに
左手が右脇にたどりついたら、寄せてきた余分なだぶつきを、上の写真のように上前の中にしまい込み、前から後ろにかぶせます。できるだけ平らになるよう、丁寧に折り込みましょう。
あとは、きれいに整ったおはしょりを崩さないように、帯を締めましょう。
せっかく整えたおはしょりが落ちたりずれたりしないか心配であれば、もう1本胸ひもを使って固定すると安心です。