最近は驚くような品種も出回ります！珍しいケイトウ4種、その魅力に惚れ惚れ

9月8日の贈り花

花色と造形美、ケイトウの魅力を存分に生かして

私の店のSNSでケイトウをよく使うのを見た方から、ケイトウのアレンジのオーダーいただきました。ケイトウがとてもお好きで、お知り合いに贈る花にしたいとのことでした。ケイトウの魅力にはまっている私としては、ケイトウが好きといってくださるのがとてもうれしく、張り切ってアレンジしました。

ケイトウの魅力は、帯状の花穂の質感から生まれる花色です。ビロードのような質感で、どんな鮮やかな花色でもどこかしっとりと深い味わいになります。今回は深まりつつある秋のイメージで、赤、濃淡ピンク～クリーム色、ライム色の4種のケイトウを選びました。


そして、もうひとつの魅力がフリル状のひだが重なり合う花穂の造形美です。この美しさがよく映えるように、全体をボール状にこんもりと形づくりました。ボリューム感があるので、少ない本数でも美しいボール状にアレンジできるのもケイトウならでは。

通常は脇役であるケイトウを、ここまで主張させたアレンジができるのが新鮮で、楽しくて･･･。ケイトウの魅力を再認識した時間でした。

【使用花材】
ケイトウ アスカセレクト レッド、デリーパール、リップクリーム、リップグリーン
パフィオペディルム
ルリタマアザミ
ベニスモモ ファスティギアータ
ユーカリ アップル

贈り花のヒント
ケイトウは、好きな方あまり好きでない方の両方がいる花です。贈る相手の好みがわからない場合は、あくまでも脇役で活躍してもらうほうがよいと思います。

ただ、最近のケイトウは花色が豊富で、「これがケイトウ！」と驚くような品種も出回ります。美しさだけでなく、小さな驚きのタネを加えたいときには、珍しい花色のケイトウを加えると効果的です。

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