東京には、個性豊かなパフェのお店が数多くありますが、大人の街・銀座も例外ではありません。その中でも特に、味にも見た目にも丁寧なこだわりが光る、銀座ならではの本格派パフェを楽しめるお店を、全3回にわたってご紹介します。
【銀座で味わう、大人のためのごほうびパフェ(全3回)】1.フレンチレストランの夜パフェ2.お茶屋の抹茶パフェ3.銀座No.1のマンゴーパフェ【ティエリー・マルクス/ダイニング】
「ティエリー・マルクス/ダイニング」の2019年夏の新作パフェ「スイカのスープとグラニテ」2200円。銀座の夜景に映える“夜パフェ”
銀座の夜を、とびきりおいしいパフェで締めくくりたい。そんな思いに応えてくれるのが、「ティエリー・マルクス/ダイニング」です。
パリ発のフレンチならではの贅沢さ
こちらは、パリで活躍する2つ星シェフ、ティエリー・マルクスが率いるフレンチレストラン。銀座四丁目の夜景を一望するテラス席で「夜パフェ」をいただけるのは、こちらでしか味わえない贅沢です。
ディナーを締めくくる銀座の「4丁目(シメ)パフェ」
お店で食事をした方はもちろん、銀座の街での宴の締めくくりとして、フレンチレストランならではパフェを楽しみに来てほしいとの思いから、「4丁目(シメ)パフェ」と題して、20時30分以降のバータイムに、アラカルトでのパフェの注文が始まりました。
ひとさじ口にすれば、まるでフレッシュなスイカをそのままいただいているかのようなジューシーさの「スイカのスープとグラニテ」。繊細なパフェに実力派シェフの創意が光る
繊細な仕事が光るパフェを作るのは、江藤英樹シェフ。「ベージュ アラン・デュカス 東京」、「ドミニク・ブシェ トーキョー」、「スガラボ」と、東京の名フレンチレストランで腕をふるってきた、実力派の33歳です。
「『今年はこのフルーツでどんなパフェを作ろうか』と、アイディアがどんどん浮かんできて、時間が足りないぐらいです」と、楽しげに話します。
夏の一押しはスイカがテーマ
そんな江藤シェフが2019年夏に提案するのは、スイカを初めて使ったという「スイカのスープとグラニテ」。フレッシュなスイカの果肉、シャンパンゼリー、スイカのグラニテが層をなし、それらを一つにまとめるように、レモングラスの香りが爽やかなスイカのスープが注がれています。
それはまさに、上質なカクテルのような大人の味わい。スイカの鮮やかな赤が夜景に映え、映画のようなドラマチックな気分を味わえます。
マンゴーやパッションフルーツ、グアバなど、トロピカルな風味を心ゆくまで味わう「エキゾチック」2200円。トロピカルフルーツを味わうなら「エキゾチック」を
こくのあるトロピカルな味わいを楽しみたい方には、「エキゾチック」をおすすめします。マンゴープリンやクリームのとろけるような味わいと、酸味のきいたグアバのソルベが絶妙なハーモニーをなし、おなかが満たされているディナーの後でも、思わずどんどんいただいてしまうおいしさです。細かくカットされたドラゴンフルーツやパッションフルーツの食感も、ここちよいアクセントに。
この夏の夜パフェは全4種
ほか、マスカルポーネとライチーのリッチなクリームの「シャンパンライチ」2200円に、桃をこれでもかと味わい尽くす「ペッシュベリーニ」2400円と、夏のパフェは全4種。銀座を見渡すテラス席で、思い出深いひとときを過ごさせてくれることでしょう。
Information
ティエリー・マルクス/ダイニング
東京都中央区銀座5−8−1 GINZA PLACE 7階
この夏女性同士で訪ねたい、大人のための「涼スイーツ」のお店
表示価格はすべて税抜きです。別途、サービス料がかかります。料理は、状況によって食材や盛りつけなど、一部内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。 撮影/西山 航(世界文化社)