『ニューヨーク 最高の訳(ワケ)あり物件』
(c)2017 Heimatfilm GmbH + Co KGデザイナー・デビューに向けて準備の最中、夫のニックから離婚を告げられたジェイド。
傷心の彼女に追い討ちをかけるように、自宅に戻ると離婚の慰謝料としてニックから高級アパートメントの権利を半分与えられたという前妻マリアが転がり込んできて......。
共通点は同じ男に捨てられたことだけ。
性格も嗜好も、ライフスタイルも価値観もまるで正反対のふたりが徐々に互いを理解すると同時に、自身の問題を見つめ、変わってゆく姿をマンハッタンを舞台にスタイリッシュに描いた作品。
取材・構成・文/塚田恭子
『家庭画報』2019年8月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。