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きものダイアリー

今月の筋書は、大野逸男氏による桜の絵。歌舞伎座 四月大歌舞伎「奴道成寺」へ

2017.04.11

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尾上右近さん、中村種之助さん、中村米吉さん、中村隼人さんなど次世代を担う平成生まれのスターたちによる所化の問答に続いて幕が落とされると、舞台は一面の桜。鮮やかな赤の衣裳を纏った猿之助さんの登場に客席がどよめきます。 最初は白拍子として女らしく踊りますが、烏帽子が外れ、所化たちに男であることを見破られてからは、まさに猿之助さんの真骨頂。おかめ、ひょっとこ、お大尽の三つの面を瞬時につけ替えながら鮮やかに踊り分ける姿から目が離せません。「花のほかには松ばかり」という長唄の歌詞そのままに、舞台を通して贅沢なお花見を堪能できたひとときでした。 



歌舞伎座の筋書と呼ばれるパンフレットの表紙も、今月は日本画家の大野逸男氏による桜の絵。 昼の部にも「醍醐の花見」という、お花見がモチーフの演目が上演されています。 ただ、きもの通の方の中には、桜が咲き始めたら、もう桜のきものを着るのは野暮、というご意見も、よく耳にします。 桜のきものは本物の桜が咲き始める前に着て、開花情報が出る頃には、散り際の桜を描いた花びらの柄や葉桜のきものを…と、少し先駆けて着るのがお洒落なのだとか。 
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