同系色でまとめるブーケは花のサイズや形に変化をつけるとよい、その理由とは？

9月24日の贈り花

お母さまの誕生日にピンクのブーケを贈る

ダイヤモンドリリー、コスモス、バラ、ケイトウ…。この時期のピンクの花々はどこか大人っぽい雰囲気がありエレガントです。娘さんからお母さまへ、バースデーに贈る花の依頼を受けて、そんなピンクの花をブーケにしてみました。

同じピンクでも、オレンジがかったアプリコットピンクやごく淡いパステルピンクなど、束ねてみると色合いに微妙な違いがあります。また、丸い花、花びらがスマートで繊細な印象の花、さらにサイズの大小など花形の違いが、ブーケに立体感や変化のある表情を与えてくれます。


出回り時期を迎えた愛らしい実のついたシンフォリカルポスは、このブーケでも大活躍。丸い粒々が入ることで、よりキュートな印象になります。ピンクの明るさをより引き立てる、明るい葉色のテマリシモツケとアップルミントを加えて仕上げました。

いつまでもかわいらしく素敵なお母さまでいてほしい、そんな娘さんの願いを込めた花色合わせのブーケ、どうか喜んでいだたけますように…。

【使用花材】
ダイヤモンドリリー
コスモス ダブルクリックローズボンボン
バラ フルブルームラナンキュラ創、ラシャンス
ケイトウ デリーパール
シンフォリカルポス マジカルメロディ
テマリシモツケ ルテウス
アップルミント

贈り花のヒント
同系色の花色合わせで気をつけたいのは、花のサイズや形が異なるものを選ぶことです。同じような形やサイズの花材だけでは、変化に乏しい平面的な印象になりがちです。また、同系色でもニュアンスの異なる色を選ぶと、アレンジの表情に動きが生まれます。

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